隷の星

SF作品の二次小説のブログです。

鉄血 第四話「帰還」 1

朝、航行している海賊船。集合ポイントに近づいている。デッキに出て双眼鏡で見ているラフタ。くるりとデッキで振り返って。
ラフタ「信号弾あり。予定どうりね。」
走って行って、シノたちのいるところに言ってセリフ。
ラフタ「あんたたち。顔見世だからね。出撃準備よ。」
シノ「へ?俺たち出るの?」
ラフタ「そう。数がそろっているところ見せないとだめだから。昨日みたいなことはないからさ。玉撃ちはなしだから。」
団員A「冗談じゃないっすよ。あんなやばいのごめんですよ。」
ユージン「おまえそれ、ほんとに保証できんの?警備程度の仕事しかやらねーぞ。」
ラフタ、ユージンの耳をひっぱって「おまんまの食いあげだって言ってんのよ。ちゃんとやんなさいよ。」
ミカ「僕たち、出ないとだめなんですか。」
ラフタ「仕方ないでしょー。威容行為っての?士気をあげるために整列すんのよ。」
ミカ「なんだか軍隊みたいですね・・・。」
ラフタ「まあね。下請けだから。」
アジー「まああたしたちはゲリラだからね?」
ミカ当惑「あの、聞いていないですよそんなこと・・・・。いつの間に・・・・。」
ラフタ「数だけありゃいいのよ。それでおやっさんの顔も立つし、上役のやつも上機嫌。」
ミカ「僕のガンダムは出なくていいですよね。」
アジー「あああんたのはね。なんかいろいろ事情がありそうだから、格納庫にいていいよ。あのクーデリアって人から話は聞いてる。」
ミカほっとして「よかった・・・・。」
ラフタ「あたしたちもさ、あの機体が本当に役に立つかわかんなくてさ。だってあれでしょ、あれってあんたしか乗れない機体なんでしょ?そんなのってねぇー。」
ミカ「はい・・・・・。」
シノお調子者っぽく「ミカに女の操を立ててる機体なのヨ。」
ユージン「うぉ。」
ミカ「からかわないでください!」
ラフタ「しっかしまあ、これ(ガンダム)狙いで来るやつらもそろそろあきらめてくれるといいけどねぇ。」
と、ガンダムを見る。

場面転換。統合軍作戦本部。ラステル総司令と准将クラス?のおじさんたちが数名。真ん中に3DCGでモビルスーツのプレデモ?のミニチュアモデルの立体映像。後ろの大画面に、試作品の実戦訓練を写すための大画面フレームがあり。説明する技師。
技師A「・・・・このダンスレイブの仕組みは簡単です。まず後ろから弾丸になる鉄杭を装填し、前面に向かって撃つ。威力は火星表面の断面三層部分にまで通貫します。○○級クラスの戦艦なら、ひとたまりもないでしょう。」
一同おおという声。
ラステル、ひじをつき手を組むエヴァのゲンドウポーズで見ている。
准将A「実戦演習の模様を写してくれ。」
火星の荒野での訓練の模様。モビルスーツ(モビルアーマーのような汎用タイプ)が一斉に撃っている。敵戦車のダミーを撃破している。
ラステル「宇宙空間での使用は試してみたのか?」
技師A(汗)「それは、まだ残念ながら・・・・。」
ラステル椅子の背にもたれ「昔トルコでは牛をも殺す、杭打ちの技があったらしい。それでルビコン河をも渡ろうとしたようです。」
准将B「君の話は寓意的だねぇ。何が言いたいのかね。」
ラステル「では、心ならずだが欠点を言おう。この兵器は現行でも運用可能だが、装填時間がかかりすぎるし、直線距離での攻撃にしか使用できない。」
技師A「それは、たいていのビーム砲がそうでありますが・・・。」
ラステル「この兵器に軍の今年度の予算を使うというのですか。」
准将A「そのつもりだが?素晴らしい兵器だよこれは君、ねぇ・・・。」
准将B「ぜひ全軍に配備したいものだよ。」
ラステル「そうですか・・・・。私の立場ではそれ以上のことは言えませんな。」
画面の訓練の様子。メカがダンスレイヴで撃破されている。

場面転換。