隷の星

SF作品の二次小説のブログです。

鉄血 宇宙の孤児 2

オルガ「・・・攻撃?そうか、積み荷か!」
ビスケット「オルガ?」
オルガ走って行って事務所のドアを開ける。もぬけのから。
オルガ「はめやがった。どこだ?」
窓の下で車の音。オルガ、窓から飛び降りる。黒服連中、ずらかろうとしている。オルガとおせんぼする。
男A「ひき殺されてぇのか?おい、邪魔だ!」
オルガ「金払え!」
男A「うるせえ。てめえらはおとなしく独立軍やってりゃいいんだよ!」
オルガ「なんだと?」
男A「冥途のみやげに教えておいてやる。独立軍はガキまで道連れに抵抗運動をしましたってな。新聞に大々的に載るんだよ。あばよ!」
オルガ「待てよ、おい!」
オルガとびかかろうとするが、後ろからビスケットに抱き留められる。走り去る車。
そのころ工場では砲撃に皆が逃げまどっている。子供たち抱き合って柱の影で泣いている。
「死ぬの?僕たち死ぬの?」という声。シノたち、かばっている。ミカヅキも来る。
その時、夜空から自動的に搬送されてくる大きな積み荷が届く。
ミカ「なんだろう?」
オルガ「ミカーっ、そいつに触るなーっ!」遠くから走りながら叫ぶ。
ガンダムのプロト機である。砲撃でシートがめくれあがる。
ミカ「モビルアーマー・・・・・?」
団員A震えあがって「俺これ知ってる。昔故郷のかあちゃんが言ってた。モビルアーマーガンダム白い悪魔だって。」
ミカ「こいつのせいで・・・・?」
その時夜空からもう一機別の機体が下りてくる。
コクピットの中の人間、執事のような老人機体を操縦している「お嬢様、あそこに届いています。」
パイロット姿のクーデリア「なぜ予定とは違うポイントに・・・・いいわ、あそこにつけて。」
モビルスーツからロープで地上に降りるクーデリア。砲撃は続いている。
オルガミカに駆け寄ろうとするが、クーデリアの機体にさえぎられる。クーデリア機、また上昇して、敵機と撃ち合いをはじめる。あまりすごい攻撃ではないが、少し敵からの攻撃が小康状態になる。ビスケットセリフ
「僕はみんなの方を見てくるよ!」ビスケット走り去る。
オルガ「お?、おう!」
オルガ少し離れたところからミカに近づくクーデリアを見るカット。あとクーデリアとミカの視点。
クーデリア「その機体を私に渡してください。」
ミカ「あんた誰?」
クーデリア「私の名はクーデリア・藍那・バーンスタイン。故あって戦うことをやっています。」
ミカ「へえ、そう。あんたに名乗る必要あるのかな?」
クーデリア「え・・・・。」
クーデリア一瞬気を飲まれるがすぐに気を取り直して
クーデリア「時間がありません。これを動かさないと。」
クーデリアハッチをあけて乗り込むが動かない。
クーデリア「どうしよう・・・・動かない・・・・動かないわ・・・そんな・・・・。」
ミカ「何やってるの。これ、戦えるの?」
クーデリア「そのはずです。」
ミカ「運転できないの?ちょっと横に乗らせて。」
クーデリア「できそうですか?」
ミカ「工作機械は動かしたことあるんだけど。」
クーデリア「すみませんが、お願いします。」
ミカ、クーデリアの顔をじっと見つめて。
ミカ「嫌だと言ったら?」
クーデリア一瞬顔を紅潮させ叫ぶ。
クーデリア「みんな死ぬのですよ!そんなことを言っている場合ではないでしょう!人にはやらなければならないことがあります!」
ミカ「あんたのせいで死ぬんだろ?」
クーデリアカッとなってミカの頬をはたく。
クーデリア「宇宙の声があなたには聞こえないのですか!たくさんの命たちの悲鳴が!」
ミカ頬をさする動作のあと、うつむいた姿勢で
ミカ「・・・俺もそのたくさんの命のひとりだけど。いいぜ、やってみるよ。」
ミカ、ガンダムを操縦しはじめる。